狂犬病の予防接種は飼い主の義務となっています。

予防接種の費用や時期は、初めて犬を飼う人はよく知らない方もいるかと思います。

ここで狂犬病の症状やワクチンなどの知識を付けて、愛犬と楽しい生活を送りましょう。

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狂犬病とは


狂犬病は、ラブドウイルス科リッサウイルス属の狂犬病ウイルスを病原体とするウイルス性の人獣共通感染症です。

狂犬病は毎年世界中で約5万人の死者を出しており、その95%以上はアフリカとアジアとなっています。

狂犬病に感染した動物に噛まれた人の40%は、15歳未満の子供だったと報告されています。

但し、日本国内においては1956年以降、人の狂犬病発症がなく、動物では1957年の猫が最後となっています。

しかし、2006年にフィリピンで犬に噛まれた人が、帰国後に死亡した輸入感染事例があります。

ヒトからヒトへの伝播がなく大流行に繋がる恐れもないことから、
感染症対策の優先度が低くなる傾向にありますが、
万が一、感染してしまった場合の特効薬は無く、致死率ほぼ100%の恐ろしい病気となります。



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狂犬病の症例・潜伏期間は?


潜伏期間は咬傷の部位によって大きく異なります。

咬傷から侵入した狂犬病ウイルスは神経系を介して脳神経組織に到達し発病しますが、
その感染の速さは日に数ミリから数十ミリと言われています。

したがって顔を噛まれるよりも足先を噛まれる方が咬傷後の処置の日数を稼ぐことが可能となります。

つまり、脳組織に近い傷ほど潜伏期間は短く、2週間程度です。

遠位部では数か月以上、2年という記録も残っています。

犬に噛まれて2年たって狂犬病に発症するなんて、
普通の人なら犬に噛まれたことすら忘れているかもしれませんね。



尚、狂犬病に発症した際の症状は下記になります。

前駆期
 不安・異常行動・食欲不振など。

狂騒期
 むやみに歩き回る・地面を無意味に掘る・狼のような特徴的な遠吠えをする・
 非常に攻撃的になる・顔が凶暴になりキツネのようになる・水を極端に怖れるなど

麻痺期
 大量のヨダレを流す・足腰が立たなくなる・衰弱して死に至る


前駆期ではまだ、他の病気と区別がつかないような症状と言えます。

しかし、狂騒期に入るとまるで犬のような行動を起こすようになります。
これが狂犬病という名前の所以ですね。

麻痺期では、すでにまともに生活が出来なくなります。
狂犬病はそれほどまでに恐ろしい病気なのです。



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狂犬病の予防接種は義務?


狂犬病の予防接種は「義務」です。

狂犬病予防注射は、室内犬を含む生後91日以上の犬を所有する者は、
毎年1回、4月から6月までに狂犬病予防注射を受け、
注射済票の交付を受けなければならないと定められています。


法律でも定められており、受けないと罰則規定があります。

尚、その罰則は狂犬病予防法により罰金20万円以下と定められています。


多くの自治体では、4月くらいに指定された場所で狂犬病の集団接種を行っています。

畜犬登録していると、ご自宅に狂犬病予防接種の案内のはがきが送られてくると思います。

案内はがきが送られて来たら、忘れずに予防接種に行きましょう。


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狂犬病の予防接種を受ける時期は?



毎年4月から6月までは狂犬病予防注射月間ですが

それ以外の期間は動物病院で予防接種を行う必要があります。


上記でも述べましたが、4月くらいに指定された場所で狂犬病の集団接種を行う旨の案内はがきが送られてきますので、
その期間中に受けることが望ましいです。


もし上記の期間で受けられなかった場合は、お近くの動物病院でも予防接種を受けられますので、忘れずに行きましょう。





狂犬病の予防接種の費用は?


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狂犬病の集団接種を受ける場合、おおよそ3000円ほどの値段となります。

動物病院で受ける場合でも、病院にもよりますがそこまで高額ではありません。
大体が4000円前後だと思います。

掛かりつけの動物病院がある場合は、毎年そちらで予防接種を受けている方も多数おられます。

ワンちゃんも顔見知りのお医者様に見て貰う方が安心するのかもしれませんね。



狂犬病の予防接種に保険は効くの?


万が一に備えてペット保険に加入している方もおられると思います。

ペット保険もいくつかの保険会社がありますが、
いずれも狂犬病の予防接種は保険適用外となっています。

あくまでも「予防」のワクチン接種ということで、
残念ながら保険はおりないようです。

人間でもインフルエンザの予防接種に保険が適用されないのと同じようなものですね。

しかたありませんが、実費で予防接種を受けましょう。



最後に



狂犬病の予防接種は、飼い主にとって義務となります。


まだ予防接種を受けていないワンちゃんは、できるだけ早く受けるようにして下さい。

「ウチの子は他人に噛みつくことなんて絶対ない!」
と断言できる方もいるかもしれませんが、
もしものことがあってからでは遅いです。

ワンちゃんにとっても、ちょっとチクッとして痛い思いもしますが、
愛する飼い主さんと一緒に過ごすためにも予防接種は必要です。


愛犬を守るためにも、必ず狂犬病の予防接種は受けるようにしましょう。


以上、【飼主必読】狂犬病の予防接種の費用・時期は?保険は効くの?でした。


[char no="4" char="女性2"]ワンちゃんには毎年ちゃんと予防接種を受けさせて下さいね。忘れちゃダメですよ![/char]
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