8月31日、広島カープの福井投手が登板前に「右手に力が入らない」とのことで緊急登板回避した。
当初は首痛との報道でしたが、首痛から右手不良となると、頚椎損傷の疑いも考えられる。
ここでは頚椎損傷の概要と闘病している有名人を説明します。

脊髄損傷,頚椎損傷

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広島・福井の緊急登板回避に代わって代役を任された薮田が、
横浜DeNA打線を6回2安打無失点に押さえ、試合は3対2で広島が勝利した。

2位の巨人が敗れたため、優勝マジックがM10となり、優勝まで着々とマジックを減らしている。

但し、今後のCSを見据え、2位濃厚の巨人キラーである福井の病状が気になるところです。

ここで、頚椎損傷とはどのような病気なのかを説明します。




頚椎損傷とは?


頸髄損傷は、交通事故・高所からの転落等での頸椎の脱臼・スポーツ事故・骨折や頸髄自体の病気(腫瘍等)等によって、

頸髄を損傷して手足を動かしたり、痛みや温度等を感じたりすることができなくなってしまう(四肢麻痺)後遺障害です。

脊髄損傷で首の部分の脊髄の損傷を頸髄損傷と呼びます。

略して頸損(けいそん)と呼ぶこともあります。


男女比は原因にも関係あるためか圧倒的に男性のほうが多くなっています。

若年層ではバイクでの事故が目立ちます。


交通事故やスポーツ時の事故、圧迫などによって発生する、後天的な障害ということですね。

誰しもが発生する可能性のある、怖い病気です。



頚椎損傷の症状は?


一般的な症状


一般的な症状としては、神経が麻痺することにより、体が動かなくなったり皮膚の感覚もなくなったりする。

また、損傷する箇所が脳に近いほど麻痺する神経が多くなり、障害が重くなります。

傷の程度によって、完全に神経が途切れて、まったく動かない場合を完全麻痺と呼び、
部分的に途切れて、所々が動かない場合を不全麻痺と呼びます。

※但し、個人差があるので麻痺といっても様々な病状となります。


運動機能に関する症状

完全麻痺となると、胸から下は動かすことができなくなります。

そのため立って歩くことができないので、車椅子生活が余儀なくされます。

腕の場合は頸髄の損傷部分によって動かすことができたり、できなかったりと症状は変わってきます。

他にも、頸髄の損傷する箇所によっては呼吸ができなくなることもあり、人口呼吸器が必要とされる場合もあります。

麻痺した手や足などを触ったり移動した際に、自分の意志とは関係なく動いたり、けいれんを起こすこともある。
これを痙性(けいせい)といい、寒いときにはひどくなることもあります。


近く機能に関する症状

麻痺している部分では、触った感覚が痛み、熱さ、冷たさなど温度の感覚がわからなくなったりします。

そのため、別の箇所の怪我に気付くのが遅れたり、火傷や床ずれ(褥創)がしやすいという弊害があります。

通常、人は痛みによって怪我や病気に気付くものです。

その痛覚自体が麻痺してしまうと、怪我や病気に気付かず、
そのまま悪化してしまう可能性があると言う事ですね。


自律神経に関する症状

汗が出ないため体温調節が困難となり、夏季・冬季においては非常に危険な容態となることもあります。

また、身体を起こすと血液が下に下がってしまい、貧血をおこしやすくなります(起立性低血圧)。

他の事例としましては、膀胱(ぼうこう)に尿が一杯溜まった時や排便する時に、

血圧が急上昇し頭痛、発汗、痙性がひどくなることがあります(過反射)。

そのまま放っておくと脳出血を起こすこともあり危険な状態となる場合もあります。



やはり、神経の麻痺なので、運動機能だけでなく自律神経まで影響があり、

通常の生活にまで支障が出るほどの病状となってしまいます。

頚椎損傷、非常に怖い病気ですね。



頚椎損傷と戦う有名人


頚椎損傷で闘病する有名人を幾人か紹介します。


赤星 憲広

出展:iimage.excite.co.jp


元・阪神タイガースの選手です。

現役時代の2003年から毎年その年に記録した盗塁数と同じ数の車椅子を養護施設や病院に寄贈していました。

そんな赤星選手ですが、頸椎椎間板ヘルニアが悪化すると同時に中心性脊髄損傷を負いました。

負傷直後は手足が動かなくなったほどの重症でした。

赤星選手は手足が動かないことを自覚した時、「このまま戻らないんじゃないか」と思ったといいます。

間もなく足は動くようになったものの、腕に深刻なダメージを受けました。

感覚が鈍く、思うように動かすことができず、しかも何かに触れると激痛が走る症状に襲われたといいます。

赤星選手によると日常生活に影響はないものの、右手親指と小指の痺れはその後も残っているという。



横山典弘

出展:pbs.twimg.com


横山典弘さんは日本中央競馬会 (JRA) の騎手。


2010年9月26日(日)の中山3Rで落馬した横山典弘騎手は、中心性頚髄損傷、頭蓋骨骨折と診断されました。

当初は騎手生命の危機にさらされていましたが、なんと1か月後の10月27日には美浦トレーニングセンターに姿を現し、

当日対面した武豊が自身のホームページで「ジャパンカップあたりでは馬に乗っていそう」と述べるほどの回復を見せ、

11月13日に復帰を果たしています。

赤星選手と違い、病状が非常に軽かったようですね。



ハヤブサ

出展:rr.img.naver.jp


ハヤブサは日本の覆面レスラーです。

2001年10月22日、試合中のアクシデント(ラ・ブファドーラの失敗)により頚椎を損傷の重傷を負いました。

それにより、ハヤブサは治療とリハビリに臨むために長期・無期限の休業を余儀なくされた。

その後リハビリにより、自力で立ち上がり、補助付きで歩けるまで回復しています。


2016年3月3日正午、くも膜下出血でハヤブサが死去していたことを4日にハヤブサの所属事務所が発表した。

享年47歳という早すぎる死はプロレス会だけでなく、スポーツ界全体をも悲痛の声で溢れました。





脊髄損傷・頚椎損傷は、通常生活にも支障をきたす怖い病気です。

昨日まで元気に生活し、スポーツをしていた人が、

急に患ってしまう可能性のある病気でもあります。


横山典弘騎手のように、短期間で回復し、現役復帰をする人もいれば、

赤星選手のように引退を余儀なくされる人もいます。


いずれにしても、スポーツ選手に多く見られる病気のように思えますが、

交通事故によっても患ってしまう後天的な病気です。


もし少しでも自覚症状があった場合、早急に検査を行うようにして下さい。

早期発見と治療が、命を救います。

くれぐれも自己判断で検査を先延ばしにしないよう、注意して下さい。

また、広島・福井選手の安否が心配です。
早く、続報が流れ、無事であることを祈ります。

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