リンテックが粘着シールと耐洗紙が凄いと話題に！粘着技術で株価急上昇！？

リンテックは、シール・ラベル用の粘着素材と、その下の剥離紙を作っている会社です。

そのリンテックの高い技術ががっちりマンデーで紹介され話題になっています。
その高い技術で株価も急上昇！？


繰り返しになりますが、リンテック株式会社は粘着素材と剥離紙、耐洗紙を製造している会社です。

つまり、シールとその台紙づくりのプロの会社であるということですね。




余り表舞台にでないようなちょっと地味な会社のような感じもしますが、2016年3月期でなんと2105億100万円の売り上げ！



あなたは、シールはものによっては簡単に剥がしやすかったり、逆に剥がれにくくしたりと、意外と高い技術が必要ということをご存知でしょうか？

リンテックはその技術が非常に優れているのです。

リンテックが優れている技術力

ポップラベル

例えば身近で言いますと、シャンプーボトルのポップラベル。

ポップラベルは剥がしてもノリが残らない技術が必要です。




この技術はシャンプーボトルだけでなく、他の状況においても色々と活用できますね。

この技術、だいぶ地味に感じますが（笑）

ウェットティッシュの粘着シール

ウェットシールの粘着シールは剥がしやすく、またよくくっつくようにと、何度も剥がしたり貼ったりできる必要がありますよね。

ここまでは普通の技術です。

けれども、リンテックが優れているのはここだけではありません。

何と、シールを剥がす際に シールを剥がす音が非常に静かなのです！




いや、地味だ！地味すぎる！

と思いますよね。

ですが、この音が静かという技術。

音をあまり立てられない映画館や美術館での使用するのに非常に向いている技術になるのです。

そう聞くと、意外と身近の生活している環境でも活用できる場面が多く感じますよね。

この地味な技術ですが、これにより売り上げがアップに繋がりました。

耐洗紙（たいせんし）

リンテックが凄いのは粘着シールだけではありません。

台紙の方も高い技術をもっています。

この耐洗紙は、水や溶剤に非常に溶けにくい紙になります。


実験では、普通の紙と耐洗紙をミキサーにかけてみたところ、耐洗紙の方は水に溶けずに原型を留めたままでした。




この技術はある場所でのシェアを50%をも占めています。

それは、クリーニング店のタグです。


洋服をクリーニングに出すと、タグが付いて返ってきますよね。

普通に考えると、これってクリーニングで洗い終わった後にタグをホッチキスで付けていると思いますよね。

ですが、この耐洗紙のタグは、洗う前に付けられているのです！




これこそ、色落ちしない・水に溶けないという技術を最大限に活かしている場所だと言えますね。

この技術によってクリーニング業界でのシェアを50％獲得。

やっぱり地味だけど、すごい技術です。


その技術を活用するため、キングジムの手帳などはリンテックの耐洗紙を中国へ送り、中国で手帳を製造し、日本に入荷しているとのことです。

他にも、身近な生活においても活用できそうな場面が多くありそうですよね。

私がふと思ったのが、小学生が使う名札の中にいれる紙が耐洗紙だったら、誤って名札を付けたまま洗濯してしまっても紙が溶けずに済みそうですよね。


何度も言いますが、地味だけど凄い技術です！

リンテック株式会社の株価は？

この「紙」に特化した高い技術を持ったリンテック株式会社の株価は
どうなっているのでしょうか。

リンテックは東証1部（7966）に上場しています。

この記事を執筆している2017年1月の段階では、
2,510円（1単元100株）となっています。

購入するには250,000円程になりますね。




5年周期で見てみますと、2013年に最安値の1400円ほどを付けた以降、なだらかに成長していますね。

この様子では3000円くらいは到達する可能性が十分にあるかもしれませんね。

※リンテックの株を購入したい方は、よく考えてご購入くださいね。
当方では株の損失には責任を負いかねます・・・

終わりに

このように、地味ですが身近に活用できる「紙」に特化した高い技術をもったリンテック株式会社。

この技術なら半永久的に活用され続けますよね。

もちろん、リンテックもこの技術を活かした新製品を続々と世に送り続けることでしょう。

リンテック株式会社のシールと耐洗紙。

このような会社があるうのだと、是非覚えておいてください。


以上、リンテックが粘着シールが凄いと話題に粘着技術で株価急増！？でした。